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2023年11月6日月曜日

海外の素敵な建物やデザイン③フランス・オーベル・シュル・オワーズの小学校とゴッホなど

これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な建物の窓やドアをご紹介していくシリーズ

です。

前回に続き フランス パリ近郊のオーベル・シュル・オワーズ 

Auvers-sur-Oiseで見かけた美しい建物のことを記事にいたしました。

オーベル・シュル・オワーズ Auvers-sur-Oiseはゴッホが晩年アルルから移り住んだ

土地です。

街そのものや街を構成する建物など全てよく手入れされ美しい佇まいを保っていました。


⭐️ゴッホの家 

ゴッホがオーベル・シュル・オワーズで暮らしていた家です。下宿だったと聞いています。

⭐️素敵な市役所


素敵なデザインの市役所です。フランスでは公共の建物はこのようなデザインが

多いようでした。

⭐️ドーマーのある可愛い店舗付建物


味気のなくなるような店舗付の建物もドーマーや窓のデザインでこんなに

可愛らしくなります。

⭐️シンメトリーデザインの石づくりの小学校


格式高い石積みと煉瓦の組み合わせ外壁の小学校です。

シンメトリーのデザインが美しいです。

⭐️小学校の庭にはゴッホの経歴を作品とともに。。。


小学校の庭にはゴッホの作品が彼が暮らした街とともに紹介されています。

こちらはアルル時代。


⭐️小学校の庭のゴッホ

ゴッホのパリ時代の作品と彼の経歴など。

パリ時代の作品は色のトーンが暗めです。

⭐️小学校の庭のゴッホ 旅する人


⭐️小学校を他の方向から

小学校の他にも街の至る所にゴッホの作品を紹介するパネルなどがありました。

作品のモデルやテーマとなった場所とともにこの街を旅する、作品を旅する、という感じ

でした。家づくりデザインのヒントに。



2023年10月17日火曜日

海外の素敵なインテリア・番外編アート③アルルのゴッホ

海外の素敵なインテリア番外編として、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが滞在していた

アルルのゴッホの絵画やゆかりのある建物やアートを点をご紹介いたします。

「夜のカフェテラス」Place du Forum6–8 Place du Forum 13200 アルル で描かれている

素敵なカフェ。カフェの名前は「La Cafe la nuit Vincent Van Gogh」そのものズバリ

「夜のカフェ・ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」です。

残念ながら昼の写真ですが、こちらのゴッホん部屋と同じイエローの塗り壁

stuccoの外壁となっています。


以前 オルセー美術館で購入した カレンダーの画像より。

石畳であったであろう道は舗装になっています。


1枚目の写真より少し引いたものがこちらの写真です。向かって右側の建物のファサードが

同じような形状です。路地奥の建物も同じような形状なので、夜あかりに照らされた美しい

カフェや街並みが思い起こされますね。


カフェの前は広場 Forumになっていて、詩人のフレデリック・カフェの銅像があります。


広場奥の路地から見た写真です。イエローのオーニングがゴッホの絵のように出ています。

ゴッホの作品では夜の明かりの中、カフェでくつろぐ人々や街行く人々がイキイキと描かれ

ていて、夜のブルーと(漆黒ではない)カフェの温かいイエローの光に包まれているところ

が人生の豊かさを語っているようなところに感動するのですが、実はこの建物は窓や鎧戸や

手すりの飾りなども素敵です。お隣のオリーブグリーンの建物もアイアン飾りなどがとても

素敵なのです。

広場奥(写真向かって左)の建物のアーチ窓やライトや壁飾りもとても素敵ですね。

彫の深い建物だからこそ、夜の光の中での陰影が美しく照らされるのでしょうか。

アート1枚から建物や街の美しさに気づかせてくれる奥深さが貴重な体験なような

気がします。


建築やインテリアと少し離れてしまいますが、この広場から近くの

「ローヌ川の星月夜」starry night  over the Rhone の舞台となったローヌ川

実は撮影のポイントが少しずれていたのですが 😢



ゴッホの作品では「光」と「漆黒の夜」「静かな夜」が伝わってきます。

水面に輝く満点の星や街明かりの光がローヌ川に目が入ってしまうのですが、ローヌ川はと

ても広く静かな川だということに驚いてしまいました。

クルーズの客船なども入ってきていました。


アルルのまちは古くは古代ローマの街だったこともあり歴史のある建物が見えていました。

アートから広がる美しい建物を巡る話でした。

アルルのローヌ川の地図です。



2023年10月14日土曜日

海外の素敵なインテリア・番外編アート②アルルのゴッホ

今回は海外の素敵なインテリア番外編として、以前ご紹介したヴィンセント・ヴァン・

ゴッホが南フランス サン・レミ・ド・プロヴァンスに移る前に滞在していたアルルの

ゴッホの絵画やゆかりのある建物やアートを点をご紹介いたします。


アルル市立病院 現在では エスパス・ヴァン・ゴッホEspace Van Gogh と呼ばれている

この建物の中庭とゴッホが描いた中庭の絵。


ひいて見るとこんな感じです。中庭のグリッドが美しいですね。向かって右側にはアイリスがあります。ゴッホといえばアーモンドとアイリス。。と思ってしまいます。

サン・ポール・ド・モーゾールの部屋の壁と同じ イエローの塗り壁の外壁となっています。この色がゴッホを癒してくれたのかもしれません。


角度を変えて見てみます。



この建物は現在では、図書館やギャラリーとして使われています。

古い建物でしょうか。古い石壁を残してモダンに作られた図書館。

元々の屋根(天井)の下にスチールで天井を組んでいます。柱も受ける梁も落ち着いたモスグリーンで壁がベージュに近いイエローで素敵にコーディネートされています。


ギャラリーの入り口です。展示中の作品のポスターがありました。

この建物の中にはもちろん、ゴッホの作品をモチーフにしたグッズやハガキなど販売しているところがありました。

住所は Pl. Félix Rey, 13200 Arles, France

最後に アルルで見かけた素敵なディスプレイをご紹介いたします。

インテリアの参考にしていただけますと幸いです。


Espace Van Gogh の地図です。





2023年10月11日水曜日

海外の素敵なインテリア・番外編アート①ゴッホ

今回は海外の素敵なインテリア番外編として、以前ご紹介したヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

が1889年5月から1890年5月まで過ごした南フランス サン・レミ・ド・プロヴァンス

(Saint-Rémy-de-Provence)にあるサン・ポール・ド・モーゾール修道院

(Couvent de Saint Paul de Mosor)にある、ゴッホの絵画のうち数点をご紹介いたします。


最初にご紹介するのは修道院入り口近くにあるゴッホの自画像です。

手前の花壇にはアイリスがありますね。

石積みの塀の色と絵が絶妙な調和を醸し出しています。


中庭には庭仕事などをテーマにした絵画が展示してあります。

ゴッホは農夫など仕事をする人をテーマとすることが好きだったと本で読んだことがあります。また、フランスに渡る前の絵は暗い配色のものが多かったのですが、力強く生きる農夫などの仕事をする人をテーマとしたものがありました。配色は特に南フランスへ来て明るくなりましたが、力強さは一貫したものがあるように思いました。


建物周りにはアイリスの絵が多くありました。


こちらの塀にもちょうどこの庭を描いたものが展示してありました。


木の下の方を描いたものもあります。力強さを感じます。


庭の木と花壇 土の色がなんとも言えないかと思います。


そうして庭を見つめる像に出会ったのでした。

建物やインテリアや庭とアートが美しく出会った瞬間でした。


修道院の住所は 2 VC des Carrières, 13210 Saint-Rémy-de-Provence, France です。

2023年10月9日月曜日

海外の素敵な窓やドアデザイン①南仏Couvent de Saint Paul de Mosorの窓やドア

これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な窓やドアなどをご紹介していきたいと思います。

第1回目は インテリアもご紹介した

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが1889年5月から1890年5月まで過ごした

南フランス サン・レミ・ド・プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)にあるサン・ポー

ル・ド・モーゾール修道院(Couvent de Saint Paul de Mosor)の窓やドアデザインです。

窓・雨戸のデザイン。外壁の石部分と窓の間に漆喰で塗ってある窓飾りがあり、素敵なアクセントになっています。

中庭の窓や雨戸のデザイン。
中庭のアーチ回廊と美しく調和されています。

建物外部から見た窓デザイン。アーチ窓・格子窓など美しく配列されています。
ドアや門扉などのデザインも見てまいりましょう。
こちらは門扉のデザイン。白いアール・ヌーヴォーのようなデザインが素敵です。

車庫などの大型の外部扉。中央の飾りが上品ですね。

石づくりの門型の中の扉です。表札もすてきですが、門扉の縦のライン幅もよく計算されていますね。

窓やドアではありませんが、中庭がとても美しかったので中庭の写真もご紹介いたします。
修道院の住所は 2 VC des Carrières, 13210 Saint-Rémy-de-Provence, France です。
Couvent de Saint Paul de Mosorの地図です。

海外の素敵なインテリア②南仏Couvent de Saint Paul de Mosorのゴッホの部屋

海外の素敵なインテリアをご紹介するシリーズの2回目です。

第2回目は 1回目でご紹介したヴィンセント・ヴァン・ゴッホが1889年5月から

1890年5月まで過ごした

南フランス サン・レミ・ド・プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)にあるサン・ポー

ル・ド・モーゾール修道院(Couvent de Saint Paul de Mosor)のゴッホの部屋になります。


床がテラコッタタイル(terracotta) 壁がイエローの塗り壁(スタッコ stucco)と石積みの壁。廻り縁が装飾のあるデコラティブなものになっています。

ゴッホの作品が数点展示してあります。


入り口のドアも(写真がきちんと撮れてなく申し訳ありません)室内のインテリアと統一感のある素敵なドアです。


部屋の窓のデザイン。上部はアーチの形になっています。オブジェや絵画の展示もあります。壁がニッチのように自然に凹みをとっているところも素敵です。

ゴッホのこの作品はこの窓あたりを描いたものではないかと思いました。

自分の感想で正確な情報ではないので、申し訳ありません。


床の高さから出窓のように出ている空間の窓。内雨戸がついてとてもおしゃれです。部屋内にロートアイアンのカーテンレールがついています。

デスクや椅子といった家具も部屋にぴったりです。


デスクの後ろの方から撮った写真です。天井がうまく撮れていないのが残念なのですが、確か台形のように勾配のある天井になっていました。


窓から見える景色


修道院の住所は 2 VC des Carrières, 13210 Saint-Rémy-de-Provence, France です。

インテリアのヒントとなりますように。

2023年10月8日日曜日

海外の素敵なインテリア①南仏Couvent de Saint Paul de Mosorのキッチン

これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵なインテリアをご紹介していきたいと思います。

第1回目は ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが1889年5月から1890年5月まで過ごした

南フランス サン・レミ・ド・プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)にあるサン・ポー

ル・ド・モーゾール修道院(Couvent de Saint Paul de Mosor)で昔使われていた台所

(かまど)とその隣のギャラリーの写真です。

修道院の住所は 2 VC des Carrières, 13210 Saint-Rémy-de-Provence, France です。


台所中央に煮炊きを行うかまどと換気を行う煙突(おそらく残りでしょうか)があります。

かまどの下の方には 素敵なバーがあり、扉のデザインはかまちデザインとなっています。

扉のつまみも黒色で丸くおしゃれですね。

常備のシャンデリアもアイアン製のフレームにキャンドル型ライトでシンプルながら重厚感があります。


1枚目の写真とは反対方向から見るとこのような感じです。

シンク側でしょうか。壁に調理器具をかけるアイアンバーや棚板、素焼きの壺などまでが

絵のようです。カップボードや収納に使われていたような家具も小さな引き出しがカウンターの高さにあり、使い勝手までもとても良さそうですね。

かまどのアイランド部分の台輪の高さや日本の今のキッチンだと台輪(巾木)が凹んでいるのに対し、出巾木になっているのもとてもおしゃれです。

棚上の小物までも素敵です。


入り口のドア。アールつきドアです。ドア横の小物棚やベンチまでも統一されたデザインになっています。


ゆるいアール付き窓。

煉瓦の暖炉があったらしい場所。薪や下洗いのホーローのシンクもありました。


台所手前のギャラリーには多くのオブジェが展示してありました。

こちらは床が長方形のテラコッタを馬張り。壁は腰部分まで木製のかまちを片とったパネルで、腰から上は明るいイエローの塗り壁です。窓も大きく高い位置からついているので、

(確か)北側に位置するこの部屋にも自然光が降り注ぎ、展示物を美しく演出していました。床や壁の色合いのインテリアコーディネートは、家づくりでも北側のお部屋のコーディネートの参考になりそうですね。


この素敵なインテリアのあるサン・ポール・ド・モーゾール修道院の入り口側の外観はこちらです。


またこの素敵なサン・ポール・ド・モーゾール修道院の南側の外観と中庭の写真はこちらです。

そして黄色い部屋とは


こちらは彼の部屋を再現した部屋に飾ってあったものです。この部屋やこの修道院で約100枚の絵画と150枚のスケッチなどを描いたそうです。

修道院の庭などに多くの絵画が展示してありました。詳しいことは別の記事でご紹介する予定です。

日本の素敵な建物や庭園④皇居東御苑の諏訪の茶屋

 前回ご紹介した和田倉噴水公園のすぐ近くにある皇居東御苑は、 その庭園や林の美しさもさることながら、歴史ある建造物なども多数あり、 日本の美しい建物を見ることができます。 大手門から入り大手三の門を抜けると、左手(写真右)に百人番所などがあります。 長さ50mを超える建物だそう。...