これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な建物の窓やドアをご紹介していくシリーズです。
第2回目は フランスの美しい村 Les Plus Beaux Village de France
の一つ Pérouges ペルージュ で見かけたドア。
窓のところでもご紹介しましたが
最寄りの鉄道駅は Meximieux-Pérouges メクシミューで、リヨンからの鉄道が便利です。
古く イタリアのペルージャから移り住んだ方々が作った村だとのお話でした。
建物も石や木材を使った重厚で落ち着いた佇まいのものが多くとても素敵でした。
そういう建物の顔でもある素敵なドアを色々とご紹介いたします。
⭐️ヘリンボーン張りの小窓のついたブルードア
古いブラケットライトや対照的にモダンなポストまで含め味わい深いですね。
⭐️鋲のついた格子の中の木部分も框状になっている木製アンティークドア
ドア廻りの枠、特に上部の中央部がハートのようになっていて素敵ですね。
ドア上の格子のついた小さな開口も可愛いです。またドア両サイドには高さ高めの
プラントボックスがあり色を含めとても素敵でした。
⭐️菱クロスになっているデザインの上部がアーチ状になっているドア
こちらのドアも廻りの石の枠が石積みの建物やドアを引き立たせています。
またドア上部のブラケットライトもファサードの統一感がとれていて素晴らしです。
⭐️ドア上部がアーチ状になっているデザインされたドア
先ほどのドアと同様、ドア上部がアーチになっていますが、アールがきついため
ビザンティン様式のような雰囲気を醸し出しています。
ドアのデザインも幾何学的なデザインで向かって右側の窓の丸でデザインされた面格子
と合わせて、色を含めベネチアなどで見かけるドアのデザインのようです。
(機会がありましたら ベネチアで見かけたドアも記事にしたいと思います。)
⭐️上部に菱形の小窓をもつまぐさの太さが際立つ両開きドア
力強さを感じるドアデザイン。隣の腰上が格子のガラス入りドアを含め統一されています。
さりげなく置かれた両開きドアまえのフラワーポットも計算されているような感じです。
両開きドアとガラス入り格子ドアとの間の点検口ドアのようなものが人の顔みたいで、
とても可愛いですね。留め金なども素敵ですね。
このようなドアデザインが家づくりのデザインのヒントになったり、
インテリアにもドアデザインのエッセンスを取り入れられると幸いです。
ペルージェへはリヨンから電車に乗ってメクシミュー下車 歩いて10分くらいで到着します。