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2024年2月6日火曜日

海外の素敵な建物や駅舎① イスタンブールのシルケジ駅とハイダルパシャ駅


これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な建物などをご紹介していくシリーズ

のイスタンブール編2回目になります。

今回は シルケジ駅 Sirkeci Gari と ハイダルパシャ駅 Haudarpasa Istasyonu

はじめにシルケジ駅 Sirkeci Gari。

この駅は イスタンブールのヨーロッパ側にあるトルコ国鉄のターミナル駅になります。

1890年に建てられたオリエント急行の終着駅

2016年に訪問した時は両側の建物は改修工事中でした。

映画007シリーズやオリエント急行殺人事件などの舞台にもなったそうです。

ヨーロッパ風の駅舎は華やかな面影と歴史の風格を残しています。

この駅から西に向けて国際列車、国内列車、近郊列車が発着しているそうです。

ロマンを感じますね。


構内にはレトロなレストランもありますが、ラマダン時期だということもあり

駅周辺の人は少ないようでした。

雰囲気のあるホームですね。
ヨーロッパ風の駅舎というのは おそらくビザンチン様式と東欧のような様式が融合している

ようなデザインだからというのでしょうか。。

アーチも極端なビザンチンというのではない気がします。

ホーム反対側です、

通り反対側から。おしゃれな建物ですね。

シルケジ駅は旧市街側のガラタ橋の袂にあります。


地図の出典は 「イスタンブール歴史散歩」澁澤幸子・池澤夏樹著 新潮社

になります。
新市街よりガラタ橋を見るとほぼ正面にイエニジャーミィがあり、その近くにシルケジ駅が

あります。

家にジャーミィは大小のドームからなる、1663年に建設された比較的新しいジャーミィです。

旧市街・新市街・ボスフォラス・金角湾 のいずれからも見ることができます。

次にハイダルパシャ駅をご紹介します。

アジアサイドの南西側 陸地のつき出ているところに。3方を海で囲まれたハイダルパシャ駅

があります。

ヨーロッパサイドからフェリーでアジアサイドのカドキョイへ向かうところで

撮影しました。


ドイツのウィルヘルム皇帝が経済的軍事的援助を得るために当時のスルタンに

この駅を寄贈したそうで、古城を彷彿させるドイツ様式で建てられたそうです。

1908年に完成。 バクダート鉄道始発駅として栄えたそうです。

内部にも入れるそうで、ステンドグラス・タイル・シャンデリアで素敵なデザイン

だそうです。
遠景。遠くからも目を引きますね。

現在もアジアサイド方面への電車の拠点となっているそうです。

機械のある方はぜひ内部も見てきてくだいね。





2024年2月3日土曜日

海外の素敵な建物やデザイン⑩イスタンブールのモスク・オルタキョイモスク

これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な建物の窓やドアをご紹介していくシリーズ

です。

 イタリア・ヴェネツイアのパラーディオBasilica di San Giorgio Maggioreの記事

「海外の素敵な建物やアート2 ヴェネツィアのパラーディオ」  で 

イル・レデントーレ Chiesa del Santissimo Redentre  について

「イスタンブールを訪れた時にみた教会にも通じるものを感じたのですが

この地がビザンチンの文化の影響を受けていたからなのでしょうか?

イスタンブールの建物については また後日ご紹介したいと思いますが

その時に(覚えていたらですが)この建物と比べて改めてみてみたいなと思います。」

と記しましたが、今回は その通じるものを感じた建物 をご紹介いたします。

それは イスタンブールのオルタキョイモスク。

イスタンブールのボスフォラス海峡沿い 観光では必ずと言って訪れる

ドルマバフチェ宮殿の少し北にこの建物は位置しています。


光を捉えるように建てられたバロック調のモスクです。

内部には入らなかったのですが、多分身廊の4面が同形のデザインであり

イスタンブールという土地にバロック調という建物ということで

勝手に私が イル・レディントーレをみた時にこのモスク(ジャーミィ)を

思い浮かべていたのかもしれません。

もともとジャーミィがあったそうですが19世紀に建て直されたということで

バロックになったのかもしれません。


このエリアは イスタンブールの中でもおしゃれエリアのように言われているエリアで

中心地の喧騒とは反対に静かで落ち着いた雰囲気を持ち、すっきりしたカフェやお店などの

ある散歩などしても安心(?)なエリアです。

訪れたのが2016年という年。

前の年にブルーモスク周辺などでのテロなどが相次いで起き、(その時にも航空券を予約して

いた)訪問の計画を3回ほど変更した上でのことでしたので、

実は、街の中を歩く時にはかなり神経を使っていたのです。

それでも、ヨーロッパとアジアを結ぶ歴史ある土地を一度は訪れておきたいとの思いが強く

いろいろ調べた結果「ラマダン」(断食)の期間は比較的安全ではないかと

結論に至り、なかば強硬に訪問した感じでした。

ちなみにですが、ボスフォラス海峡を臨む地に予約をしたホテルは、「ラマダン」時期

ということもあってか かなり閑散としており、朝食時も他のお客様を見かけることも

ないくらいでした。



少し話が逸れてしまいましたが、オルタキョイモスク(ジャーミィ)は「ピンク色のモスク」

と言われるように 中庭などを構成する部分の外壁はピンク色になっています。


ヨーロッパとアジアを結ぶボスフォラス海峡にかかる橋「7月15日巡礼者の橋」

ボスフォラス大橋とオルタキョイモスク そして カモメたち の写真。

オルタキョイの周辺はこのような感じ(現在は多くの人で賑わっていると思います)


アクセサリー屋さんが人気があるようです。

午前中の早い時間だったので カフェなどは開店前ですが、

普段は若い方で賑わっているそうです。

ちなみにオルタキョイ手前のドルマバフチェ宮殿の庭園からはボスフォラス海峡を

臨むことができます。

ここに至るまでの道は普通のヨーロッパの道と同じように緑が美しく静かな佇まいなので、

ここがイスタンブールであることを忘れさせてくれます。

オルタキョイから対岸のアジアサイドを見るとこのように見えます。

なんだかロマンを感じます。

この海峡があったので かつてのオスマンは強大な力を持っていたと聞きますが

私がみた時は 多くの船が行き交い、観光船も行き交い、人々がゆっくり船に乗り

釣りを楽しむという平和な風景でした。











日本の素敵な建物や庭園④皇居東御苑の諏訪の茶屋

 前回ご紹介した和田倉噴水公園のすぐ近くにある皇居東御苑は、 その庭園や林の美しさもさることながら、歴史ある建造物なども多数あり、 日本の美しい建物を見ることができます。 大手門から入り大手三の門を抜けると、左手(写真右)に百人番所などがあります。 長さ50mを超える建物だそう。...