これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な建物や駅舎などをご紹介していくシリー
ズの2回目。今回は フランス・アルザス地方のストラスブルグ駅Gare de Strasburgと
コルマール駅Gare de Colmarの駅舎を中心に記事にしたいと思います。
ガラスで作られた船のような形・・こちらがストラスブーグ駅です。ストラスブーグにはEUの本会議場があるからでしょうか、外観はモダンな駅舎です。
この街はアルザスシャンパーニュアルデンヌロレーヌ地域圏の首府、かつてフランスとドイ
ツの歴史に翻弄された歴史のある街です。
地図でもわかるようにすぐ東にライン川が流れ、隣はドイツになります。
駅舎のデザインとは異なる木組みの家が中心の街並みですが、ちなみに街の建物は
このような感じです。
ストラスブーグの美しい建物やデザインについては別の記事でご紹介したいと思います。
それでは、ストラスブーグの駅舎に戻りましょう。
遠くから見ると宇宙船のようです。
この街にはEUの関係の施設や大学などもあるので若い方が多いですね。
ガラスの奥に歴史を感じさせる古い駅舎が見えます。素敵なつくりですね。
外壁を近くから見てみます。
ガラスに街が反射しながら、溶け込んでいるようにも見えます。
ふと思い出したのが、国立新美術館の外観です。
ガラスが波をうっているところなどは異なりますし、マリオンなども異なるのですが、
なぜかこの建物を思いだしたのです。曲面の美しさを感じたからなのでしょうか。
駅の周囲は奥の建物に見られるように、石造りなどの古い建物が多いです。
ガラスの部分を内部から見てみます。
古い駅舎に鉄骨とガラス組の新しい部分をジョイントしているのが素敵です。
時には駅ピアノなども置いてあり人々の憩いの場所にもなっています。
上の写真は、ストラスブーグからパリへの帰路。TGVの中で撮影した写真です。
この時は時速295km出ていました。
ちなみに最高は時速350km出ていたのを記憶しています。驚くスピードですね。
次はコルマールの駅をご紹介します。
同じアルザス地方のコルマール駅ですが、こちらの駅はストラスブーグの駅とは異なり
木組みの街並みに溶け込んだ民家を思わせるような可愛らしく重厚な駅舎です。
駅舎の前には池と広場があり、ゆったりとした時間が流れているようです。
駅舎をいろいろな角度で見てみます。
SNCF フランス国鉄の文字がよく見えますね。
駅前の池越に、駅の反対側を見ると立派な建物が並んでいるのが見えます。
コルマールの可愛い通りとは距離があるので、人通りはそれほどは多くないようです。
駅舎から少し離れて線路の方を見るとこのような感じです。」
この駐車場の前にバス乗り場があり、リクヴィルなどへいくバス停になっています。
駅前から可愛い通りの方へいく方向を見るとこのような感じです。おしゃれなマンサードっぽい屋根の建物が見えます。
ちなみにコルマールの街中はこのような感じ。
ストラスブーグと同様、木組みの可愛い建物が多いのですが、街中が絵本から出てきたよう
に可愛らしく設えてあります。
コルマールの街の建物などについては、後日詳しく記事にしたいと思います。
コルマール駅のホームです。古いホームですね。コルマールの観光などにもバスなどを利用
する方が多いのでしょうか。ストラスブーグなどと比べても静かな駅でした。
ストラスブーグからコルマール駅に向かう途中セレスタSelestaで電車を乗り換えました。
セレスタの位置はこちら。
ストラスブーグの南、もう少しでコルマールというところにある街です。
ホームからの景色も穏やかでいかにもAlsaceという感じで、コルマールへの期待も
膨らみます。
煉瓦造りの建物が多いようです、
比較しながらご紹介してみました。