今回は海外の素敵なインテリア番外編として、以前ご紹介したヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
が1889年5月から1890年5月まで過ごした南フランス サン・レミ・ド・プロヴァンス
(Saint-Rémy-de-Provence)にあるサン・ポール・ド・モーゾール修道院
(Couvent de Saint Paul de Mosor)にある、ゴッホの絵画のうち数点をご紹介いたします。
最初にご紹介するのは修道院入り口近くにあるゴッホの自画像です。
手前の花壇にはアイリスがありますね。
石積みの塀の色と絵が絶妙な調和を醸し出しています。
中庭には庭仕事などをテーマにした絵画が展示してあります。
ゴッホは農夫など仕事をする人をテーマとすることが好きだったと本で読んだことがあります。また、フランスに渡る前の絵は暗い配色のものが多かったのですが、力強く生きる農夫などの仕事をする人をテーマとしたものがありました。配色は特に南フランスへ来て明るくなりましたが、力強さは一貫したものがあるように思いました。
建物周りにはアイリスの絵が多くありました。
こちらの塀にもちょうどこの庭を描いたものが展示してありました。
木の下の方を描いたものもあります。力強さを感じます。
庭の木と花壇 土の色がなんとも言えないかと思います。
そうして庭を見つめる像に出会ったのでした。
建物やインテリアや庭とアートが美しく出会った瞬間でした。
修道院の住所は 2 VC des Carrières, 13210 Saint-Rémy-de-Provence, France です。