「海外の素敵な建物やデザイン11 イタリア・マントヴァ」の回で 少しだけご紹介した
ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducaleの内部について 記事にしていきたいと思います。
ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducaleの内部の案内図は下の通り
この案内図は ミュージアムショップで求めた 「THE DUCAL PALACE MANTUA」Electa
より出展させていただきました。

家づくりをデジタルでお手伝いしている建築デザイン事務所のブログです。素敵なインテリアの写真・ヨーロッパの建物の写真・事務所で制作したCGなどとともに、家づくりのヒントとしていただけそうなことを記事にしています。
「海外の素敵な建物やデザイン11 イタリア・マントヴァ」の回で 少しだけご紹介した
ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducaleの内部について 記事にしていきたいと思います。
ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducaleの内部の案内図は下の通り
この案内図は ミュージアムショップで求めた 「THE DUCAL PALACE MANTUA」Electa
より出展させていただきました。
先日TVで放送されていた世界遺産の番組内で、イタリア・フェラーラのことが取り上げられて
いました。ルネサンス期に華開いた公国です。
あいにくフェラーラには訪れたことがないのですが、フェラーラに生まれマントバへ嫁いだ
エステ家のイザベッラ・デステ Isabella d'Este のことを思い出し、フェラーラ同様
ルネサンスの文化の美しさが今も残るマントヴァの美しい建物やインテリアなどを
記事にしてみたいと思います。
イザベッラ・デステ Isabella d'Esteのことは 塩野七生著「ルネサンスの女性たち」新潮文庫
を読み芸術を庇護しそのファッションはイタリアやフランス王宮の女性を魅了したことや歴史
や語学に深い造詣あったなどというところやその潔い生き方に大変興味を持ち、色々とルネサ
ンス期のイタリアについて書かれた本を読んだりしたことがありました。
(塩野七生著「ルネサンスの女性たち」新潮文庫 の表紙です)
イザベッラ・デステ Isabella d'Esteの肖像画と言われるデッサンです。
出典は 塩野七生著「ルネサンスの女性たち」新潮文庫
その彼女が嫁ぎ、様々な芸術を庇護し残したというというマントヴァという街を機会があれば
訪れてみたいと思い、ミラノより日帰りで向かったのでした。
確か ミラノからRegionale 各駅停車のような電車で2時間くらいで到着したかと思います。
マントヴァの街ではバスの利用が便利です。
駅からバスに乗り旧市街方面へ行き、
少し歩くと 多くの人で賑わう エルベ広場 Pallazuo Erbeに到着します。
右手にラジョーネ宮 Palazzo della Ragioneが見えてきました。
現在に伝えています。
装飾の美しさで有名なこの建物は The Merchant Houseという名前になっていました。
しばらく進むと ソルデッロ広場 piazza Sordello があります。マーケットなどで人の集う
賑やかなひろばです。
DUCAL PALACE ドゥカーレ宮殿 などの立ち並ぶ広場です。
右手に見えるのが、DUCAL PALACE ドゥカーレ宮殿 です。
正面に見えるのが マンドヴァのドゥオーモ。Doumo/Cattedrale di San Pietro
調和の取れた内部はジュリオ・ロマーニ のデザインした建物です。
このマンドヴァのドゥオーモ。Doumo/Cattedrale di San Pietroを設計した ジュリオ・ロマーニの
家がこのマントヴァの テ離宮 Palazzuo Te の近くにあるというので テ離宮 Palazzuo Teに
行った後立ち寄りました。
他の記事でご紹介したいと思います。
素晴らしいものがありました。
次回より少しずつ記事にしたいと思います。
こういう感じです。今回は少しだけ。。
これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な建物などをご紹介していくシリーズ
のイスタンブール編2回目になります。
今回は シルケジ駅 Sirkeci Gari と ハイダルパシャ駅 Haudarpasa Istasyonu
はじめにシルケジ駅 Sirkeci Gari。
この駅は イスタンブールのヨーロッパ側にあるトルコ国鉄のターミナル駅になります。
1890年に建てられたオリエント急行の終着駅
映画007シリーズやオリエント急行殺人事件などの舞台にもなったそうです。この駅から西に向けて国際列車、国内列車、近郊列車が発着しているそうです。
構内にはレトロなレストランもありますが、ラマダン時期だということもあり
駅周辺の人は少ないようでした。
雰囲気のあるホームですね。これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な建物の窓やドアをご紹介していくシリーズ
です。
イタリア・ヴェネツイアのパラーディオBasilica di San Giorgio Maggioreの記事
「海外の素敵な建物やアート2 ヴェネツィアのパラーディオ」 で
イル・レデントーレ Chiesa del Santissimo Redentre について
「イスタンブールを訪れた時にみた教会にも通じるものを感じたのですが
この地がビザンチンの文化の影響を受けていたからなのでしょうか?
イスタンブールの建物については また後日ご紹介したいと思いますが
その時に(覚えていたらですが)この建物と比べて改めてみてみたいなと思います。」
と記しましたが、今回は その通じるものを感じた建物 をご紹介いたします。
それは イスタンブールのオルタキョイモスク。
イスタンブールのボスフォラス海峡沿い 観光では必ずと言って訪れる
ドルマバフチェ宮殿の少し北にこの建物は位置しています。
光を捉えるように建てられたバロック調のモスクです。
内部には入らなかったのですが、多分身廊の4面が同形のデザインであり
イスタンブールという土地にバロック調という建物ということで
勝手に私が イル・レディントーレをみた時にこのモスク(ジャーミィ)を
思い浮かべていたのかもしれません。
もともとジャーミィがあったそうですが19世紀に建て直されたということで
バロックになったのかもしれません。
このエリアは イスタンブールの中でもおしゃれエリアのように言われているエリアで
中心地の喧騒とは反対に静かで落ち着いた雰囲気を持ち、すっきりしたカフェやお店などの
ある散歩などしても安心(?)なエリアです。
訪れたのが2016年という年。
前の年にブルーモスク周辺などでのテロなどが相次いで起き、(その時にも航空券を予約して
いた)訪問の計画を3回ほど変更した上でのことでしたので、
実は、街の中を歩く時にはかなり神経を使っていたのです。
それでも、ヨーロッパとアジアを結ぶ歴史ある土地を一度は訪れておきたいとの思いが強く
いろいろ調べた結果「ラマダン」(断食)の期間は比較的安全ではないかと
結論に至り、なかば強硬に訪問した感じでした。
ちなみにですが、ボスフォラス海峡を臨む地に予約をしたホテルは、「ラマダン」時期
ということもあってか かなり閑散としており、朝食時も他のお客様を見かけることも
ないくらいでした。
少し話が逸れてしまいましたが、オルタキョイモスク(ジャーミィ)は「ピンク色のモスク」
と言われるように 中庭などを構成する部分の外壁はピンク色になっています。
ヨーロッパとアジアを結ぶボスフォラス海峡にかかる橋「7月15日巡礼者の橋」
ボスフォラス大橋とオルタキョイモスク そして カモメたち の写真。
オルタキョイの周辺はこのような感じ(現在は多くの人で賑わっていると思います)
アクセサリー屋さんが人気があるようです。
午前中の早い時間だったので カフェなどは開店前ですが、前回ご紹介した和田倉噴水公園のすぐ近くにある皇居東御苑は、 その庭園や林の美しさもさることながら、歴史ある建造物なども多数あり、 日本の美しい建物を見ることができます。 大手門から入り大手三の門を抜けると、左手(写真右)に百人番所などがあります。 長さ50mを超える建物だそう。...