前回に続きイタリア・マントヴァ ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducalの内部について
記事にしていきたいと思います。
ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducalの内部の案内図は下の通りです。
より出展させていただきました。
案内図7の部屋 Sala degli Arcieri. (Room of Aechers)
右手に見えるのが、ルーベンスの三位一体 を礼拝するゴンザーガ家の人々
Peter Paul Rubens : Santissima Trinita altarpiece
ルーベンスがイタリアに滞在した時期があり その時にこのゴンザーガ家のために
絵画以外の室内の装飾も一見の価値があります。
入り口のドアやその廻りのモールディングも室内の石などとデザインが統一されています。
この部屋の天井も素晴らしく 17世紀のクレモナ出身、アントニオ マリア ヴィラーニ
Antonio Maria Viani が手掛けたそうです。
長くミュンヘンで仕事をしていたそうですが、マントヴァに呼ばれ1592年から亡くなるまでの
1630年まで滞在し、画家としてだけでなく 建築家としても活躍したそうで、この素晴らしい
天井はマニエリスムの中期ヨーロッパスタイル「auriculart」として知られているそうです。
天井の下にはカーテンに隠れた馬の脚がモチーフとなった騙し絵が描かれています。
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