2023年10月29日日曜日

海外の素敵な窓やドア⑥イタリア・アッシジの建物とその窓とドア

これまで訪ねた建物の写真の中から、海外の素敵な建物の窓やドアをご紹介していく

シリーズです。

⑤の続きとなりますが、

フランスの美しい村 Les Plus Beaux Village de Franceの一つPérouges ペルージュのところで、

ペルージュはイタリアのペルージャから移り住んだ方々が作った村だとの記事を書かせて

いただきましたが、今回はペルージャのあるイタリア、ウンブリア umbria 地方の街である

アッシジAssisiで見つけた美しい建物や窓についてご紹介いたします。

(ペルージャを訪れていないため、ペルージュとペルージャとの直接の比較はできないの

 ですが、同じウンブリア地方の街の建物なのでペルージュとの記事を比べて見ていただけ

 ますと幸いです。)


⭐️シンメトリーに窓・ドアが配置されている石造りの建物

アッシジの街を入ったところにある建物ですが、1階は中央のドアを芯として左右のアール

壁がシンメトリーとなっています。

2階も中央のバルコニーに出る床まで伸びる窓を中心に左右に鎧戸付腰窓がシンメトリーに

配置されています。

中央の窓の中桟のバランス(床から約1/3のところに桟があるところ)も素敵ですね。

バルコニーのデザインや色が鎧戸やシャッターの色と合っているところにも

目が留まります。

⭐️数種類のアール付窓の組み合わさった建物

飾り格子のついた欄間部分がアールの窓と上部がアールの窓やシンプルな窓の組み合わせ

となっている建物です。
入り口のドアも飾り格子のついた欄間部分がアールとなっています。

ダークブラウンの木製となっているところが外壁の石によく馴染んでいます。

⭐️1階部分の外壁石の高さと石上部の化粧材と2階のアール状の外壁が素敵な建物

窓の形状や配置もさることながら、1階の外壁の石の高さやドアや窓廻りの石のアーチ、

石上端の化粧材や2階の外壁がふかされてアーチ状になっているところに

建物の美しさを感じます。


⭐️飾り格子のついた窓たち

こちらの建物にも飾り格子のついた窓がありました。

窓自体はシンプルですが、アールのついた両開きのドアを引き立たせているようです。

こちらも外壁の石とドアや窓の色がよくマッチしています。

⭐️木製の素敵な両開きのドア

木製の両開きドア。ドアの高さやその上部のガラス部分のアーチが美しいですね。

アッシジではこちらの外壁の石と同じ物を多く見かけました。

ドアの色もミディアムを少し深くしたようなブラウン色を多く見かけました。

⭐️アーチ部分が放射線状デザインのアイアンの欄間をもつ木製両開きドア

向かって右側のドアですが、ドア上部は放射線状のデザインのアイアン(上部アール状)

ドアは太いかまちのついた両開きの木製ドアです。

向かって左側の両開きドアは太めの横羽目になっていて重厚なデザインです。

外壁の石とスロープの細い石が美しいですね。

⭐️アッシジの聖フランチェスコ大聖堂   Basilica di san Francesco

アッシジは小さな街なのですが、フランシスコ会の創立者アッシジのフランチェスコが

生まれた街です。死後に聖人に列された功績を讃えるためにこの美しい

 Basillica dei sn Francescoがつくられました。

カトリック会の巡礼地になっており多くの人が訪れていました。




⭐️アッシジの聖フランチェスコ 



現地で買い求めました。聖フランチェスコは小鳥の声を聞けたとのことです。

アッシジの建物や建造物で多く用いられている薄いピンク色の石は

アッシジで切り出されたものだそうです。


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