ラヴェンナのサンヴィターレ聖堂後陣のモザイクタイルも歴史の重みを感じられる重厚なものでしたが、今回記事にするクラッセにあるサンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂のモザイクもため息が出るようなモザイクアートです。
内部はギリシャ大理石でできた24本の柱、その奥にモザイクの草原の緑、羊の純白、松林の輝きなどが石・モザイクの色彩で満ちていて、心が洗われるような気持ちにしてくれます。
こちらの内部を一目見たくて、遥々と旅をいたしましたが1500年ほどの時を経ても美しく残るこの聖堂の佇まいを見る事ができるのは本当にありがたい事だと、このまま後世にも残して伝えてほしいなと考えさせられる旅になりました。
建築様式はビザンチン様式だそうです。聖堂を出たところにbookshopがありましたので、イタリア語版と日本語版で書かれたラヴェンナの歴史の書籍やマグネット(海外旅行の定番土産でしょうか)など購入しました。この聖堂の美しさを動画でご紹介させていただきます。
イタリア国鉄でボローニャからリミニ方面の電車に乗ってラヴェンナ・クラッセです。駅前なども落ち着いて静かな治安の良いところです。機会がありましたらぜひ訪問されることをお勧めします。