2024年7月15日月曜日

日本の素敵な建物や庭園④皇居東御苑の諏訪の茶屋

 前回ご紹介した和田倉噴水公園のすぐ近くにある皇居東御苑は、

その庭園や林の美しさもさることながら、歴史ある建造物なども多数あり、

日本の美しい建物を見ることができます。

大手門から入り大手三の門を抜けると、左手(写真右)に百人番所などがあります。


長さ50mを超える建物だそう。江戸城本丸御殿最大の検問所で、同心が常時100人詰めていた

ことからこの名がついたそうです。



また右手には同人番所が見えてきます。

水戸御三家以外の大名は駕籠を下ろされ、ここで検問を受けたそうです。

この同人番所には、大手三の門を警護する与力・同心が詰めていたそうです。

同人番所の屋根瓦の最も高いところには葵御紋の妻瓦があります。













ちなみに大手門手前の大手濠はこのような感じです。

同人番所を右手の方に折れて進むと二の丸地区があります。

自然を残した雑木林や菖蒲園や庭園などのある地区なのですが、菖蒲園の奥の方に

佇んでいるのが諏訪の茶屋という美しい建物です。


現地の案内板によると

「諏訪の茶屋は、元々、明治45(1912)年に皇居の吹上地区に建てられたものです。

 その場所に江戸時代に諏訪神社があったことから、諏訪の茶屋という名前がついて

 います。昭和43年(1968)に現在の場所に移築されました。」とのことです。



数寄屋風の書院茶室様式の建物となっています。


美しい造作です。開口のデザイン。


残念ながら中に入ることはできませんが、外観を見学するだけでも美しい日本の建築美を

感じていただけるかと思います。


皇居東御苑案内/公益財団法人菊陽文化協会のサイト

 


人気ブログランキングでフォロー住まいランキング
住まいランキング建築デザインランキング
建築デザインランキング




日本の素敵な建物や庭園④皇居東御苑の諏訪の茶屋

 前回ご紹介した和田倉噴水公園のすぐ近くにある皇居東御苑は、 その庭園や林の美しさもさることながら、歴史ある建造物なども多数あり、 日本の美しい建物を見ることができます。 大手門から入り大手三の門を抜けると、左手(写真右)に百人番所などがあります。 長さ50mを超える建物だそう。...